不動産を売買することは、一般のお客様にとって、人生で何度も経験するものではありません。今回は、不動産の売却を行うための相談のコツをお伝えしたいと思います。
言い換えると、最初にこのような内容をお聞きできれば、適切なアドバイスができるという内容です。
①権利関係
最近は空き家問題がクローズアップされているように、都会で生活する方が地方の不動産を処分したいというご相談が増えています。このため、物件によっては売却活動を始める前に、相続登記などの手続きが必要な場合があります。
◆所有者の状況~複数か単独か、所有者本人か代理人か?
◆所有者がご高齢の場合、行為能力はあるか?
◆相続財産の場合に相続登記は完了しているか?
②物件の状態
詳しいことは、物件調査のポイントで説明していますが、現地調査を踏まえてすぐに売却できるかどうか調査を行います。時々あるケースとしては、古い建物の登記が残っていたり、建物が登記していないケースなどがあります。
◆法務局の登記と現況があっているか?
◆境界が明示できるか?
◆建物や設備等の不具合や故障があるか?
③希望する売却の時期
不動産の特性上、需要の高い物件でも、広告活動~ご案内~契約~決済でも数ケ月はかかるのが一般的です。お預かりして1年以上かかるケースもあります。
◆急いで売りたいのか?時間をかけても良いのか?
④家財などの状況
空き家を売却する場合は、使わない家財が残っている場合があります。なかなか個人で整理・処分するのは大変です。このような場合は専門業者をご紹介させていただきます。
◆建物内の家財等で処分するものがあるか?
⑤その他
これまでご説明したように、不動産を売却する場合に、売主様があらかじめ処置しなければならない事項、相続登記、建物の登記、家財の処分などについて、売買活動のどの段階で行った方がよいかアドバイスさせていただきます。
◆必要経費が発生する場合、あらかじめ経費を支出しても良いか?
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