以前の記事で不動産の売却相談のコツを書きましたが、今回は逆の、不動産の購入相談のコツをお伝えしたいと思います。
言い換えると、不動産業者から見て、「継続して情報提供がしやすいお客様」はどんなお客様かという観点です。
①購入希望条件をお聞きしている
◆地域・場所は?
◆種別は?(戸建てかマンションか、土地か)
◆建物の場合築年数は?
◆価格(予算)は?
◆交通は?
◆広さや間取りは?
◆道路付けは?
◆日照は?
◆その他の希望条件?
などなど・・・ほかにもたくさん条件はあります。
ここで、一番重要なことは、すべての条件を満たす物件はないということです。お客様とのやり取りの中で、希望条件から優先順位を整理する作業、お客様と業者の考えが一致するよう対話することが重要だと思います。
②コミュニケーションが取れる
お客様に物件情報を提供した時に、全く反応していただけないお客様がいらっしゃいます。このようなお客様には、担当者もだんだん印象が薄くなってしまうのが本音です。条件に合わなくても、何かしら反応していただけると、よし次も物件をご案内しなければという気持ちになります。
このようなやり取りを繰り返していると、お客様の希望をより深く理解でき、対話を繰り返していくと、実は最初の優先順位とは違う物件が良かったということもあり得ます。
③資金計画が整理できている
ほとんどのお客様は不動産の購入時に住宅ローンを利用されると思います。借りられる金額≠返せる金額でないことはもちろん、住宅ローンの仕組みや、銀行の考え方、担保価値の考え方なども理解したうえで、不動産の購入を検討した方がよいと思います。住宅ローンについては、あらためて記事を書きたいと思います。
④希望条件と相場が著しくかい離していない
やはり、不動産には相場というものがあります。売り手の事情で早く売却したい場合など、相場より安い物件が出ることはありますが、そういうケースは稀です。そのような稀なケースに狙いを定めてもなかなかうまくいかないのが現状です。やはり希望条件を整理する際に、およその不動産の相場を考えていただくことが重要です。
弊社ホームページより、会員登録していただけます。↓↓↓
会員様との対話によりお客さまの希望条件を整理していただけます。