ログハウスと聞くと、どのようなイメージが浮かびますか?
別荘やコテージのイメージで、住むにはちょっとハードルが高そうだと思っている方も多いでしょう。
実は、ログハウスは機能性も高く、リラックス効果も期待できるため、スローライフを実現するのにぴったりです。
今回はスローライフにぴったりなログハウスの特徴や魅力についてご紹介します。
まずはログハウスの特徴をご紹介します。
ログハウスと一般的な木造住宅はどう違うのかピンとこない方も多いですよね。
ログハウスとは、直訳すると「丸太の家」です。
そのため一般的な木造住宅とは構造が異なります。
名前の通り、ログハウスは丸太を積み上げて壁面を作る構造です。
一方、一般的な木造住宅は、垂直に立つ柱と水平な梁で支える構造の木造軸構造や、絵画のパネルのような木枠を組み合わせて面を作るツーバイフォー工法があります。
丸太を積み上げると聞くと耐震性が気になりますが、実は強度は木造住宅と同じくらい。
ものによっては木造住宅以上の強度があり安心して住むことができます。
シンプルな作りのログハウスは、間取りの自由度が高いことも特徴です。
たとえば1階はワンフロアまるごと広々したリビング。
2階は屋根の傾斜を活かして星の見える寝室や書斎……というように、理想のスローライフに合った間取りで作ることもできますよ。
つぎに、ログハウスの魅力を3つご紹介します。
<断熱性>
ログハウスは断熱性が高いことが魅力です。
木の細胞に空気が入り、熱を遮ってくれるためです。
また、丸太の厚みのおかげで部屋の熱が逃げにくく、外の冷気が入りにくいというメリットも。
ログハウスの断熱性はコンクリートよりも高く、断熱材を入れなくてもエアコンなしで住むことができます。
<調熱性>
木は伐採後も呼吸をし、湿気を吸ったり吐いたりします。
ログハウスは壁が丸太でできているので、調熱効果は抜群です。
<リラックス効果>
木に囲まれてホッとした経験はありませんか?
ログハウスは部屋の中でも木材に囲まれているため、リラックス効果があるのも魅力です。
エアコンなしで過ごすこともできるので、気持ちよくスローライフを送ることができます。
<定期的なメンテナンスは必要>
ログハウスに限りませんが、どうしても定期的なメンテナンスは必要です。
ログハウスは無垢材を使っているため、調湿によって縮んだり歪んだりすることがあります。
ただし、この歪みは数年経つと落ち着くので、こまめなメンテナンスはその間に行います。
また、雨風や直射日光を防ぐためのコーティングも定期的に行う必要があります。
ログハウスは機能性も高く、リラックス効果もありスローライフで住むのにぴったりです。
時間が経つにつれて変化する木目や木の香りを楽しめるログハウスは、住むごとに愛着が湧いていくことでしょう。