住宅ローンの金利が安く、各種減税措置も豊富でローン審査も通りやすくなっている昨今、思いきってマイホームの購入を考えるかたも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな住宅ローンを気軽に組んでしまったために起きる失敗例と、後悔しないための注意点をまとめてみました。
後悔しない住宅ローンの選び方:よくある失敗例
住宅ローンを組んだ後に後悔しないためには、失敗例を知っておくことが重要になります。
失敗例の多くは、金利に関するものと、返済に関するものに大分されます。
金利に関する失敗例としては、「もっと金利の低い金融機関があった」「金利のタイプを別のものにすればよかった」などが挙げられます。
基本的に、住宅ローンは大金を長期間で借りるローンですので、金利が0.1%違えば最終的な金利は大きく変わってきます。
たとえば、3,000万円の住宅ローンを35年間固定金利で借りた場合、たった0.1%の金利差で約60万円もの差がでるのです。
そして、返済に関する失敗例としては、「ボーナス払いを選ぶべきでは無かった」「返済期間を短くしすぎた・長くしすぎた」などが挙げられます。
住宅ローンは毎月の支払額を気にしがちですが、それよりも重要なのは、ライフイベントに合わせた無理のない返済計画です。
あとで後悔しないためにも、養育費や車の買い替え、家のメンテナンスやリフォームなどさまざまなイベントを見越して住宅ローンを組まないと、返済に窮することや無駄な利息を支払うことになりかねないのです。
後悔しない住宅ローンの選び方:後悔しないための注意点
では、ローンを組むときの注意点とはどのようなことなのでしょうか。
まず金利に関しての注意点は、変動金利と固定金利のメリット・デメリットをそれぞれ認識して決定することです。
変動金利は低金利の現代に向いていますが資金計画が立てづらく、固定金利は金利が高めに設定されますが資金計画が立てやすいといえます。
また、住宅ローンを借りる金融機関についても、不動産会社のおすすめや審査の通りやすさだけで決めずに、ネット銀行も含めて金利面でもしっかり比較することが重要です。
さらに返済額や返済期間についても、家族構成や今度のライフイベントをしっかりと見据えた上で、ファイナンシャルプランナーなどに相談をしながら綿密に決めるべきでしょう。
後になってローンが支払えない、養育費や学費が支払えないと後悔しないようにするためにも、計画性が重要となります。
まとめ
昨今は住宅ローンが組みやすく低金利になってはいるものの、返済していくことには変わりがありません。
返済が滞ったり金利を多く支払うことになり後悔したりしないためにも、事前調査をしっかりとして、必要なら専門家からのアドバイスを受けながら、無理のない計画を立てるようにしましょう。
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