リフォームをするとき、資金繰りの方法の一つが、リフォームローンです。
このリフォームローンはいくつか種類があるので、ローンを組むときに、迷ってしまいますよね。
今回はそんなリフォームローンの概要や種類、住宅ローンとの違いについてご紹介します。
リフォームローンの種類と住宅ローンとの違い①
リフォームローンとは、住宅ローンの中の一つで、住宅の改装・改築に必要な資金を融資してくれるものです。
住宅購入より少額なため、融資の際の審査が通りやすい代わりに、金利がやや高めに設定されているのが特徴です。
借入先は2種類あり、住宅金融支援機構による公的な融資と、金融機関などの民間の融資に分けられます。
公的な融資である住宅金融支援機構のリフォームローンの限度額は、基本的に1,000万円までです。
財形住宅融資ならば最高4,000万円まで融資を受けることができます。
融資の審査基準は後述する民間融資より厳しいですが、長期固定金利が適用される点が最大のメリットです。
このほか、中古住宅の購入時にリフォームも計画しているなら、住宅ローンである「フラット35(リフォーム一体型)」を利用できるかもしれません。
条件をクリアすれば、住宅購入のローンと同じ金利で融資を受けられるので、一度確認してみるといいですよ。
民間融資のリフォームローンは、銀行や信用金庫などの各金融機関が提供しており、さらに無担保型と有担保型の2種類に分かれているのがポイントです。
無担保型のリフォームローンは、審理時間が短く、年齢や収入の基準さえクリアすれば、保証人も担保も無しに融資を受けられる手軽さがメリットです。
引き換えに、借入限度額が低めで、金利が高く、返済期間も短いのがデメリットですね。
一方の有担保型はマイホームなどの物件担保、保証人などの人的担保があるため、借入限度額が多く、また低い金利で返済期間を長くできるのがポイントです。
しかし、担保の価値や与信情報などを調査するため、審査時間がかかる点と、審査に落ちて融資が受けられないこともあります。
リフォームローンの種類と住宅ローンとの違い②
実は、住宅ローンもリフォームのために利用できます。
では、その時のリフォームローンと住宅ローンの違いはなんでしょうか。
最も大きい違いは、やはり借入限度額でしょう。
リフォームローンの上限がだいたい500万円から1,000万円なのに対し、住宅ローンは5,000万円ほどが限度額になります。
リフォームローンは少額の借り入れになる分、審査も通りやすいのですが、金利が高く返済期間も短いのが注意点です。
一方の住宅ローンは、必ず担保が必要なため、審査基準は厳しくなりますが、金利が低く、返済期間も長く設定できます。
ご希望のリフォームに必要な資金がどれくらいか、自己資金でどれだけ賄えるのか、資金計画をきっちり立てたうえで、考えましょう。
まとめ
リフォームローンには、いくつか種類があります。
公的融資と民間融資があり、民間融資はさらに無担保型と有担保型に分かれていましたね。
住宅ローンに比べ、リフォームローンは金利が高い、借入限度額が低い、借入期間が短いなどのデメリットはありますが、融資審査が比較的通りやすいのがメリットです。
リフォームに向けてローンを選ぶ際は、必要な資金と照らし合わせて、現実的な返済計画を描けるかどうかに注意しましょう。
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