「リフォームの住宅ローン費用をお得に!一体型のメリットや段取りを紹介」
近年、自分好みのスタイルを大切にできるリノベーションに人気が集まっていますね。
費用が高額になるため、借入を検討する方が多いのではないでしょうか。
リフォーム用のローンもありますが、金利が割高なのが悩みどころ…。
でも、実はリフォーム費用も住宅ローンと一緒に借入ができるのをご存知でしたか?
今回は、中古住宅購入を伴うリフォームの住宅ローンについて詳しくご紹介します。
リフォーム費用をまとめて借りられる住宅ローンとは?
中古住宅を購入してリフォームをする場合、これまではリフォームローンと住宅ローンを別々に借入していました。
ですが、近年のリノベーションブームによって、多数の金融機関でリフォーム費用を住宅ローンに組み込むことができる一体型住宅ローンが登場しているのです。
一体型住宅ローンには、大きく分けてフラット35と民間のものがあります。
フラット35の一体型住宅ローンは、リフォーム工事の金額や内容に制限がないのが特徴です。
ただし、フラット35の借入基準を満たすことが条件となるので、築年数の古い住宅を購入予定の場合は注意が必要です。
一方、民間の一体型住宅ローンは各金融機関からさまざまなプランが出ているので、返済金利や期間など豊富なプランの中から選ぶことができるのが特徴です。
ただし、フラット35のように明確な借入基準がないため、詳細は各金融機関に確認の必要があります。
一体型住宅ローンはネット銀行で多く取扱いがありますが、近年は都市銀行でも取り扱っているので調べてみるとよいかもしれません。
リフォームで住宅ローン利用のメリットや段取りをチェック!
一体型住宅ローンはローンが一本化されるため、別々に組んだときと比べて手続きや審査の手間や諸費用が軽減されるメリットがあります。
また、リフォーム費用が組み込まれたまま住宅ローン減税を受けることができるので、一括して控除されお得ですよ。
そして、一体型住宅ローン最大のメリットといってもよいのが、リフォームローンに比べて金利が低いことです。
一体型住宅ローンなら0.8~5%もお得になります。
住宅ローンは長期間に渡るため、1%の金利の違いが多額の違いになることも。
このようにたくさんのメリットがある一体型住宅ローンですが、段取りには留意した方がよいでしょう。
ローンの一本化には、申込みや事前審査時に工事請負契約書やリフォーム見積書が必要になるため、スケジュールがタイトになってしまう心配があります。
住宅購入と並行してリフォームを依頼する施工業者の選定も行うので、大きな労力を要することになってしまうかもしれません。
しかも、準備した書類の金額で借入をするため、後々変更ができません(減額は可能)。
施工業者と詳細をしっかり打ち合わせておくことも大切になります。
まとめ
今回は中古住宅購入を伴うリフォームの住宅ローンについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
一体型住宅ローンには多くのメリットがあるものの、段取りには注意が必要です。
上手にスケジュール調整をして、お得にリフォームを進めることができるとよいですね。
私たち有限会社昴不動産では、津山市、鏡野町、勝央町をメインに一戸建て住宅を豊富にご紹介しております。
中古物件購入時のリフォームに関するご質問も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。