土地を新たに開発され売り出される宅地分譲とは?
広告などでよく見かける、宅地分譲、というワード。
新しく家が建つんだろうな、とは思うものの、あらためて宅地分譲とはどういう意味なのでしょうか。
宅地分譲とは?
宅地分譲とは大きな土地を分割して、家を建てるための宅地として売り出すことです。
そもそも分譲とは、分割譲渡の略で、主に、土地や建物を、区分けして販売することを言います。
古い庭付き一戸建てを解体し、跡地に最近多い3階建てのコンパクトハウス用地を2軒分譲するのも、宅地分譲。
大きな施設の跡地を再開発したり、畑、山を切り開いたりして土地を整地し、数百戸にも及ぶ大規模分譲が行われることもあります。
このレベルの大規模な開発は、たんに家が並んで建つだけにとどまらず、自治体とハウスメーカーが提携して、小学校が開校されたり、スーパーができたり、バス路線を開通させたりするなど、ひとつの街が作られることもあります。
宅地分譲のメリットとは?
宅地分譲のメリットとは、まず土地探しが手軽ということです。
一カ所に複数の宅地があり、しかも大規模分譲だとモデルハウスが準備されていることも。
宅地分譲地に行けば、方角、広さ、住宅のプランなども含め、複数の宅地が比較できるのです。
そして、住民は新たに引っ越してくる人たちばかり。
すでにコミュニティが形成された場所へ行くわけではなく、みな同じ立場になりますから、新たな生活のスタートにぴったりといえます。
また、子育て世代が家を求めることが多いため、宅地分譲地では、子どもの数も多くなります。
子どもたちにとっては、同年齢の友達ができやすく、親にとっても同世代、情報を得やすいなど、メリットが多くあります。
宅地分譲地購入時の注意すべき点は?
では、宅地分譲地における、注意すべき点とはなんなのでしょうか。
よく広告で見かけるのは、「建築条件付き」という言葉です。
これは、住宅を建てる際のハウスメーカーは、売主が指定したメーカーを使うということです。
さらに、狭小地であっても、間取りのプランまで付いている場合もあります。
分譲地の形に合ったオススメプランが付属しているため、その宅地分譲地を購入した際の、暮らしのイメージがわきやすいですよね。
ハウスメーカーや工務店、輸入住宅など、建物をこだわって考えたいという方は、建築条件付きとある分譲地は避けましょう。
また、広告等に表記される価格は、基本的に土地のみの値段です。
建築条件付きのプランがセットされている場合は、概ねの価格も書いてありますが、この場合は土地と建物のみの値段です。
これ以外にも、庭や塀などの外構、登記費用、仲介手数料など、さまざまな諸費用が総費用の1割程度かかるとも言われています。
予算には注意して、不動産会社にも色々相談してみてくださいね。
まとめ
新しく開発され、住宅用として売りに出される宅地分譲。
建築条件付きで同じハウスメーカーの家が並ぶとしても、今はさまざまなプランがあり、似通った家ばかり並ぶ、なんてことも少なくなってきました。
ぜひ、ライフスタイルに合った住宅選びができますように。
私たち有限会社昴不動産では、津山市、鏡野町、勝央町、美作市の宅地分譲地を多数取り扱っています。
土地購入でお悩みの際は、ぜひご相談ください。