近年、中古住宅のリフォームやリノベーションが人気ですが、制限される事もあるので注意が必要です。
あらかじめ、リフォームでできる事とできない事を把握しておくと、購入後のリフォームをスムーズに進められます。
今回は、リフォームの進め方と注意点をご紹介しますので、ご参考にしてください。
リフォームでできる事① リフォームの可否
●自由にリフォームできる事
基本的に、耐震性を向上させる・水回りの設備を入れ替える・コンセントの数を増やす、などのリフォームは可能です。
また、高さ1.4m・部屋面積の2分の1までの大きさであれば、天井裏にロフトを設置することもできます。
●自由にリフォームできない事
間取り変更も可能ですが、構造上取り外せない柱や壁があるので、自由に変更できるわけではありません。
また、増築も可能ですが、建ぺい率・容積率・斜線制限など法律の規制があるので、間取りの変更同様に制限されます。
リフォームでできる事② リフォームの注意点
構造上の問題や法律上の問題がなければ、基本的には好きなようにリフォームできます。
ただ、水回りの位置変更などは費用が高額になるので、特別な理由がなければ変更しないほうが良いでしょう。
また、中古マンションの場合は、管理規約・使用細則などによって、玄関・窓・ベランダなどのリフォームが制限される可能性があります。
リフォームでできる事3 リフォームの進め方
●リフォーム会社に相談する
リフォームする予定で中古住宅を購入する場合、購入前に希望するリフォームが可能か確認することをおすすめします。
中古住宅を建築した建築会社は、建物の構造を熟知しているため、リフォーム可能か相談してみると良いでしょう。
●マンションの規約を確認する
中古マンションの場合、構造上の問題や法律上の問題がなくても、管理規約・使用細則でリフォームを制限されることがあります。
たとえば、カーペットからフローリングの床への変更ができない場合などもあるので、事前にリフォームを希望する部分の規約を確認したほうが安心です。
まとめ
以上、リフォームの進め方と注意点をご紹介しました。
購入した物件でも、リフォームでできる事とできない事があるので、あらかじめリフォーム会社に確認することをおすすめします。
特にマンションの場合、管理規約・使用細則などで制限されているリフォームもあるので、不明点があれば管理会社・大家に確認してみると良いでしょう。
私たち有限会社昴不動産では、中古物件も豊富に取り揃えております。
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