住宅を選ぶとき、リビングの広さは重視すべきポイントのひとつですよね。
リビングが広くなるにつれて家にかかるお金は高くなりますが、住みやすさには代えがたいでしょう。
しかし、自分の予算とリビング広さにうまく折り合いをつけることができれば満足のいく生活を送れるはずです。
今回は、住宅を選ぶときのリビングの広さとリビングダイニングを分けるメリットについて解説します。
住宅を選ぶとき リビング広さを16帖、18帖、20帖ごとに使い勝手を紹介
<16帖>
16帖のLDKがあれば、4人家族で最低限の家具を置いて暮らすことができます。
ここで言う最低限の家具とは、小さなダイニングテーブルセットとソファーとテーブルを指します。
大きい家具や余計な家具を置くと圧迫感が出てしまいますが、4人で使うことができる最小のものを選ぶことで空間にゆとりを持たせつつ生活できます。
<18帖>
16帖よりも少し広く空間を使えるので、上述の家具に加えて小さなカウンターやいすなどを使った作業スペースを設けることができます。
作業机があることでお母さんの書類作業などが便利になり、使い勝手がよくなります。
家具も少しゆとりのあるものを選べるため、足がのばせるソファーなどを置いて快適さを追求してもよいでしょう。
ダイニングテーブルについても大きめのものが用意できるので、食卓の品数を増やして家族の栄養を考えたいときにもおすすめです。
<20帖>
リビングダイニングを15帖ほど確保できるため生活スペースがより広くなり、
大きなソファーやテーブルを置いても圧迫感がありません。
広いスペースと大きめの家具を活かしてホームパーティーを開くこともできるため、友達などを招いてにぎやかに過ごしたい人にもおすすめです。
また、部屋の広さを活かして大きなテレビやダイナミックなサウンドを楽しむこともできます。
大画面での鑑賞会を家庭で楽しむことで共通の趣味が生まれ、会話も弾むことでしょう。
住宅のリビングの広さと一緒に考えたい リビングダイニングを分けるメリット
リビングダイニングは一緒にしておくことで広い空間として使えるというメリットがありますが、分けることでのメリットもあります。
<メリット①食事のにおいが気にならない>
リビングとダイニングを分けることでリビングに食事を持ち込むことがなくなり、食事のにおいがリビングに入る心配がなくなります。
食事中だけでなく、料理中のにおいがリビングに流れる心配も少なくなります。
リビングに食事のにおいが流れにくいため、リビングでお気に入りのお香を楽しみたい人や貴重な趣味のものににおいをつけたくない人にもおすすめです。
趣味やプライベートの空間と食事の空間をしっかり分けたいなら、リビングとダイニングは分けたほうがよいでしょう。
<メリット②突然の来客にも対応しやすい>
日ごろからリビングとダイニングを分けておくことで、突然の来客があったときにはリビングに案内しやすくなります。
リビングダイニングが一緒の場合は食事の食べこぼしなどが気になりやすくしっかり掃除しておく必要がありますが、ダイニングと別になっているリビングの掃除はホコリを払う程度でもよいでしょう。
また食事や料理のにおいが気になりにくいため、食後すぐや料理中でも来客を迎えやすいでしょう。
まとめ
住宅選びにおいてはリビングの広さが重視されますが、予算と用途によって使い勝手の良い広さは変わってきます。
自分の生活を具体的に思い浮かべながら、ちょうどよい広さを決めましょう。
リビングダイニングについては、両者を一緒にする場合と分ける場合の両方にメリット・デメリットがあります。
それぞれのメリット・デメリットを考慮しながら、自分が納得いくほうを選びましょう。
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